IR・投資家情報証券コード7571 東証ジャスダック

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経営情報

対処すべき課題

 当社グループを取り巻く経営環境は、市場の成熟化と縮小、顧客ニーズの多様化・変化、業種・業態を超えた競争激化など、今後も厳しい状況が続くことが予想されます。
 当社グループでは、事業の持続的な成長を目指す事業戦略として、「M&A戦略の本格推進による事業規模拡大」、「選択と集中による重点投資」、「既存事業の強化」を掲げてまいりました。
 この取り組みを推進する中で、和装小売事業においては、和装業界の市場規模が縮小傾向にある状況の中にあって、前期M&Aで新たに加えた子会社が業績に大きく貢献し、また既存店舗においても店舗のスクラップ&ビルドを活性化するとともに顧客への提案力強化に努め、売上高前年比は継続的に100%を上回る堅調な推移を見せております。一方でスポーツ事業においては、昨今の暖冬により主力であるウィンター商戦が大きく影響を受ける中、ウィンター偏重の収益構造から転換を図る施策を模索してまいりましたが、3期継続して営業赤字となりました。また卸売事業においては、M&Aによる子会社取得や事業譲受により収益増加に貢献はあったものの、安定的かつ成長可能な収益基盤を確立するには、より抜本的な事業再構築が必要であり、そのための資本力が必要となっております。
 このように各事業間での施策遂行度や直面する課題の違いが浮き彫りとなっておりますが、各事業における販売チャネル・購買層・収益構造等の違いから事業間のシナジー創出が難しく、グループとして一義的・横断的に問題解決し得る施策を講じることは困難である状況を鑑みて、今一度、当社グループは原点に立ち戻ることが必要な時期であるとの判断に至りました。
 そのため、次期においては以下の事業再編を実施する所存です。
 ① スポーツ事業からの撤退(スポーツ事業の譲渡)
 ② 卸売事業子会社との資本提携関係の解消
 ③ 美容事業と和装宝飾事業の緊密化(美容事業子会社の吸収合併)
 ④ 他の小売サービス業へのM&A推進

 これら事業再編は、当社グループを一旦、美容事業と和装宝飾事業に大きく集約する「選択と集中」を行うこととなります。そのため、特に売上高においては一度大きな減収影響が生じることが予想されますが、経営資源の効率的な再分配とともに他の小売サービス業へのM&Aを積極推進することにより、新たなビジネスモデルの創出と成長スピードの加速を図り、中長期的な当社グループの企業価値の向上に努めてまいります。